おかあさんのホームケア

休日や夜間に赤ちゃんにお熱がでたら

すぐにあわてて病院へ駆け込むのではなく、落ち着いてじっくりお子様の様子をみてあげてください。まずは、お熱と顔色を確認しましょう。

子供の熱は、37度5分以上を発熱と考えます。熱が高くても元気が良く、水分も取れて顔色が良ければ大丈夫です。対処法としては、寒がっていなければ、薄着にして、熱を外に逃がすようにし、氷枕などで冷やしてあげてください。また、熱が上がる時には悪寒といって顔色が青くなり、ガタガタと震え、寒がることがあります。そういう時は、毛布などで体を包み、暖かくしてあげてください。熱が上がりきってしまうと、今度は暑がってきますので、それからおでこやわきの下を氷嚢などで冷やしてあげてください。
座薬は体温が38.5度以上の時に使用してもかまいませんが、基本的には病気を治す力はありません。座薬と座薬の間隔は、6~8時間以上空けて使用してください。あくまでも一時的な効果しかありません。熱が続く時は、翌日に必ずかかりつけの小児科を受診してください。

熱でひきつけをおこしたら

熱性けいれんは、ほとんどのものが5分から10分以内におさまり、重篤な後遺症を残すことはありません。あわてて救急車を呼ぶ必要もありませんから落ち着いて冷静に行動してください。

お子さんを押さえつけて無理にけいれんを止めようとしても無理です。従来、口に箸などを入れて舌をかむのを防ぐようにいわれてきましたが、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりしますので行わないようにしてください。
熱性けいれんの場合はこのような手順で対応します。

お子さんを横向き、あるいはうつ伏せにして、もどしても誤飲しないようにします。きつい襟は緩めてください。

矢印

けいれんがおさまってからお熱を計ってください。高熱が出ている時は、冷やしたタオルを顔と首に当ててから体全体をぬれたタオルで何回も拭いて体温を下げるようにしてください。解熱剤は使用してもかまいません。
痙攣止めの座薬があれば使用してください。

矢印

もし、けいれんが10分以上とまらない場合は、緊急で病院へ連絡してください。 (救急車を呼んでもかまいません。)

お腹が痛くなったら

子供は、よく腹痛を訴えるものです。

緊急を要する場合に、腸重積、急性虫垂炎などがあります。それ以外の腹痛として便通の前、心因性、感昌性嘔吐などがあります。随伴症状として、嘔吐(特に胆汁性)がないかどうか、顔色はどうか、血便はないかなどをみましょう

便通

嘔吐はなく、左下腹部を痛がる場合は、便通の前でガスなどでお腹が張って腹痛を訴えることが多いです。一度浣腸を試みて、それでもまだ痛がるようなら病院へ連絡して良いと思います。

急性虫垂炎

右下腹部を痛がる場合は、急性虫垂炎の可能性があるので、痛みが続く場合は、速やかに病院へ連絡してください。

腸重積

嘔吐を伴って間隙的に強い腹痛のある場合は、腸重積の可能性があります。速やかに病院へ連絡してください。

細菌性腸炎

下痢を伴った腹痛(しぶりばら)は、急性腸炎の中でも細菌性腸炎の可能性が高いので、便の中に粘液状のものはないかどうか、血液はないかどうか注意してください。緊急性はないが、菌の種類によっては注意をする必要もあります。あまりに腹痛がひどく、血便が多い場合は、病院へ連絡してください。便を持参いただくと大変参考になります。

心因性腹痛

心因性腹痛の場合は、痛がっても顔色は良く、嘔吐もなく、食欲も良好で元気も良いです。しばらく経過を見て、その後けろっとして普段と同じように遊んでいればあまり心配はないと思います。

何度ももどしたら

頻回にもどしている時は、無理に何も飲まさず、食べさせず、お腹を安静にしてから、脱水防止のためにこまめに水分(お茶、アクアライト、OS-1)を与えます。緊急を要する場合は、腸重積、腸閉塞、急性硬膜下出血などです。それ以外にも腹痛・嘔吐をきたす疾患は多くあります。 随伴症状として、嘔吐(特に胆汁性)がないかどうか、顔色はどうか、血便はないかなどが参考になります。

感冒性嘔吐

一般的に多いのが、感冒性の嘔吐、発熱に伴う嘔吐、咳に伴う嘔吐、自家中毒(アセトン血性嘔吐)です。しかし、中には中枢神経疾患(脳腫瘍、頭蓋内出血)で嘔吐することもありますから注意してください。

腸重積性嘔吐

頻回に嘔吐があり、顔色が悪く、簡隙的に機嫌が悪く、お腹が痛いようになく場合は、腸重積の可能性が高いです。すぐに病院へ連絡してください。

腸閉塞性嘔吐

嘔吐が頻回で、お腹が張っているような感じで、吐物が緑色で胆汁様の嘔吐の場合は腸閉塞の可能性があります。すぐに病院へ連絡してください。

急性硬膜下出血性嘔吐

頭を打った後、顔色が悪く、頻回に嘔吐する場合は、急性硬膜下出血の可能性があるのですぐに病院へ連絡ください。意識状態にも注意してください。

化膿性髄膜炎性嘔吐

特に乳幼児の場合で、発熱と嘔吐があり、顔色が悪い時は、化膿性髄膜炎の可能性があります。命にかかわるのですぐに病院へ連絡ください。

脱水症の疑い

元気がなくなり、顔色も悪く、うとうと寝てばかりいるようになります。口の中が乾燥し、よだれが出なくなり、眼に力がなくなり、目が落ち込んできます。おしっこも少なくなります。このような状態は危険信号であり、早めの点滴が必要になります。脱水が疑われる場合はすぐに病院へ連絡してください。

咳、喘鳴、気管支炎と喘息

咳には、たんのからむ咳(湿性の咳)と、たんのからまない咳(乾性の咳)とがあります。喘鳴とは、呼吸に伴って聞こえるヒューヒュー、ゼーゼーのことです。

喘息性気管支炎

2歳以下の乳幼児が風邪にかかった時に多く、熱・鼻汁、咳と一緒にゼロゼロを伴うものが喘息性気管支炎です。呼吸が速く、鼻翼をヒクヒクさせて呼吸をしたり、チアノーゼといって唇や手足の爪の色が紫色になってきた時は要注意です。必要に応じて吸入をしたり、酸素を使うこともありますので、病院へ連絡してください。しかし、ゼロゼロはあっても顔色もよく水分もしっかり取れるようでしたら自宅にて経過を見て翌日診察を受けても十分です。

気管支喘息

気管支の過敏性のため、気管支が収縮して起こります。咳をしヒューヒュー、ゼーゼーと息を吐く時に苦しがったら、楽な姿勢をとり(起座位が楽です)、水分をしっかりとり、ゆっくり腹式呼吸をして痰を外へ出すようにします。 予備薬(気管支拡張剤)があればそれを飲ませます。呼吸が苦しく、水分もとれず、顔色も悪く、チアノーゼが出てくる場合はすぐに病院へ連絡してください。

仮性クループ

ウイルス、あるいは細菌の感染によって声を出す部分である喉頭に炎症が生じます。ケンケンというオットセイがなくような特徴的な咳をします。
喘息と異なり、息を吸う時にヒューヒューというような吸気性の喘鳴が特徴です。夜間にひどくなります。水分が取れ顔色がよければ、部屋を加湿し、経過を見てよいのですが、これも呼吸困難が強く、顔色が悪ければ要注意ですので病院へ連絡してください。

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